小説

サメパニックだけでは終わらない『ホワイトデス』あらすじ、ネタバレ少々

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こんにちは、かなとです。

ホホジロザメには、2つ名があり、1つは「ジョーズ」で、もう一つは、「ホワイトデス」

=死神。

サメの真っ白な腹を見たものは、命を奪われるとか、、、。

怖い怖い。

余談なんですが、

表紙にタコが描かれているの気づきましたか?!ただの風景の一部ではなく、タコも物語の主要?!メンバーなんですよー。

本の情報

著者:雪富 千晶紀

出版社:光文社

発売日:2023/04/19

ページ数:492ページ

単行本:2200円

Kindle版:2200円

Amazon評価:☆3.8

※執筆時の情報です

サメパニックだけでは終わらない

先日下記のツイートをしました。

想像どおりのサメパニックもので、かなりの人的被害があります。

そういうのが苦手な人はちょっと読めないかもです。かなり、リアル感があります。

この作品の面白さは

・サメが瀬戸内海にとどまり、外海にでていかない。なぜ?!

・サメを保護するべきか、駆除するべきか

・この一連の騒動の裏には、やはり、怪しい影があった

・サメ(魚類)VS シャチ(ほ乳類)

サメを守ろうとする動物保護団体と、サメへの復讐と自分たちの生活を守ろうとする者たちが、ぶつかります。

解決への糸口は見つかるのでしょうか。

それから、シャチについて少し

シャチは頭が良く、その中でも最も賢いリーダー格のものが指令をだして、仲間同士コミュニケーションをとりながら狩りをするそうです。

人間がこの習性を利用して、サメを襲わせようとします。

このシーンは私が最も好きなところです。

シャチかっこいいです。

どんな人にお勧め?

・ミステリ好き

・サメパニック好きは外せない

・海洋生物好きにも。シャチの生態が書かれているところが興味深い

・想像とおりのサメの捕食シーン多め、苦手な人もいるかも

あらすじ

原因不明の漁師の失踪が、始まりだった。

巨大なホホジロザメが目撃されるようになっても、一時的に迷い込んだだけだろうと誰もが考えた。

しかし彼らは、いつまで経っても外海に去ることはなかった。

事態は悪化の一途を辿る……。追い出せないのか。駆除するしか、ないのか。

そもそも、そんなことはできるのか!? 平和な海を取り戻すべく、決死の掃討作戦が始まろうとしていた……。

圧巻のスケールで放つ海洋パニックエンタテインメント!

最後に

登場人物も個性的で、人として惹かれる人物も出てきます。

ここに出てくるホホジロザメは頭がよく、そんなこともできるのか!と驚きました。

先が気になり、ほぼ一気読みの作品でした。

この作品は、サメ小説2作目。1作目は「ブルシャーク」。

続編ではないようですが、登場人物が被っているようです。

舞台はトライアスロン大会。こちらも面白そうです!

それから、この著者さんは『サメ愛』の持ち主だそうですよ笑

最後に

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最後まで読んでいただきありがとうございました♪

ABOUT ME
かなと
本屋に行くのが好きで勤め先を本屋にしてしまいました。 読んでみて面白かったものをご紹介いたします。Audibleで聴く読書をするようになってから、読書量がぐんと増えました。1日3時間ほど(2年以上)聴いています。通勤しながら、家事をしながら聴けるので快適です♪夜のゆっくりした時間はこれまで通り本を読んだり、目を休ませたい時にはAudibleで過ごしています。読みたい本はますます増える!でもこれ以上読書時間は増やせないっという方、ぜひぜひAudibleを試してみませんか?!積読グングン減りますよ。