こんにちは、かなとです。
「特殊清掃人」って知ってますか。
私はこの本を読むまで知りませんでした。
確かに、無くてはならない仕事なんです!
かなり大変で危険な仕事です、、、。
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想像をかなり上回る仕事だった
「特殊清掃」という仕事を知ってますか。
「特殊清掃」というのは、ゴミ屋敷や死体の発見された部屋(事故物件)のハウスクリーニングのことだそうです。
確かに、死体が運びだされた後って、どうにかしないとですよね。
死体って、時間がたつと腐乱するというのはわかっていましたが、これが、、、想像をかなり上回っていました。
腐敗臭はヘドロよりも強烈で、臭いだけでも、1度染みついた臭いは何度洗っても、消臭剤を使ってもとれず、廃棄するしかないそうです。そこまで、、、なんです。
それから、ハエなどの虫はもちろん大量に発生するでしょうが、肉眼では捉えられない病原菌や害虫も潜んでいるので、作業する時は放射能の除染作業に使用するものと同じ素材の防護服と防毒マスクを着用してするそうです。
「特殊清掃」はただの清掃ではなく、感染症と隣り合わせのかなり危険な仕事だということがわかります。
死の真相を追い求める
この作品は4話の連作短編集となっており、3人の特殊清掃人がそれぞれ1話ずつ視点となって話が進んでいきます。
3人の特殊清掃人は、亡き人の気持ちを汲み取ろうとし、無念を少しでも晴らそうと思いながら部屋の清掃や遺品整理をしています。
そうすることによって、亡き人が生前抱えていた何かしらの事情が徐々に明らかになっていき、死の真相に近づいていきます。
あらすじ
誰もいなくなった部屋にこそ、住んでいた者の嘘のない生きざまが現れる──。
特殊清掃業者〈エンドクリーナー〉には、日々、様々な依頼が押し寄せる。
彼らの仕事をとおして、死者が抱えていた様々な事情が浮かび上がる。
(Amazonより)
本の情報
著 者:中山 七里
出版社:朝日新聞出版
発売日:2022/11/07
ページ数:224ページ
単行本:1760円
Kindle版:1529円
Amazon評価:☆4.0
最後に
部屋からは住む人の性格と嗜好が現れるそうです。
片付け具合からは精神状態が、ゴミからは生活水準が窺えます。
ちょっとドキっとする話ですよね。
この登場人物の五百旗頭さん、珍しい名前ですよね。「いおきべ」と読むのですが、 “いおきべ” と入力して変換すると “五百旗頭” と出てくるんですよ!
ちょっと驚きでした。
この五百旗頭さんがすごく人間力が高くて、特殊清掃に対する考えかたも、一本筋が通っているんですよね。こんな上司だったら、ついていけそうです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました♪