『体育館の殺人』青崎有吾【 Audibleおすすめ小説】感想→こんな名探偵います？！

こんにちは、かなとです。

変わり者の名探偵でてきます。

引きこもりでアニメオタク。

でも、推理力がスゴいんですよ！

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あらすじ

放送部部長が何者かに殺害された旧体育館の壇上は、密室状態だった。嫌疑をかけられた先輩のために、柚乃は学内一の天才に縋った。学内で暮らすという変人に。第22回鮎川哲也賞受賞作。

（「BOOK」データーベースより）

Contents

感想（愉快、感嘆）

学校の体育館で殺人が起こるのですが、そこは、鍵がかかっていたり、人の目があったりで事実上密室です。

なんか密室って聞いただけで面白そうな予感してしまいます。

そしてその謎を解こうとするのが、部室に住んでいる変人です。

その変人、引きこもりでアニメオタクなんです。

それで、推理できるの？？！と思うかもしれませんが、観察力あり、洞察力ありで頭の回転も速く、何食わぬ顔で論理だった推理を披露します（警察も立場なしです汗）。学校の成績も全科目満点をたたき出すなど、普通に頭もいいです笑。

面白そうな要素もたくさんで、話のテンポもいいので、楽しみながらスイスイ読めます。
論理だてた謎解きをスルスルと解いていくのも気持ちがいいです。（感嘆の声もでてしまいそうです）

そして、この探偵君のちょっと変わったところ、趣味や性格だけでなく、この謎を解けた時の交換条件として成功報酬を要求します笑。高校生には、なかなかに高い金額です。

友達の無実を証明するために、、、とかは、この探偵君には全くないです。シビアです笑。

この作品、シリーズ物となっていますので、まだまだ楽しめそうです♪

『体育館の殺人』はAudibleの聴き放題対象です。

Audibleとは

・Amazonが提供する「聴く読書」サービスです。

・ジャンルは、小説、ライトノベル、ビジネス書、自己啓発本など、12万以上の作品が聴き放題。

・洋書もありますので、英語のヒアリングにも活用できます。

・月額1,500円（税込）

『体育館の殺人』は、Audibleで聴くには難易度は高めの方かなと思います。

なぜかというと

・登場人物が多すぎる！

・殺人現場の体育館、放送室などが、結構複雑で場面が思い浮かべにくい！

・殺人事件があった時間、アリバイの時間など数分単位で細く出てくる！

などです(-_-;)

ミステリ小説は難易度が高いものが多そうな感じがします、、。

それでも、Audibleで聴くときは、私はこのようなことを気を付けて聴いています。

・冒頭部分を何度か聴きなおす。（私は冒頭部分5分程度を2、3度聴きなおします）→ 話の流れを掴むまでは、どの本でもしています。

・登場人物を把握するまでは、ながら聴きではなく、登場人物紹介を書いたものを見ながら聴く。

・いつもよりもゆっくりめの速さで（私は1.2倍速で）聴く。すると、ちょっと考えながら聴けるので、思考を整理しやすいです。

ながら聴きも、何かをしながら聴けるので読書量が増えていいですが、座ってじっくり聴くのもいいですよ。

聴くのってすごく楽です。

リラックスしすぎて、寝てしまうこともありますが笑、一度試してみて欲しいです。座って聴く読書。明るさも読書灯だけにして、ヘッドホンで！
読む読書とは違った世界が楽しめます♪声優さんスゴい！

登場人物をまとめています。参考にどうぞ。