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子供たちに人気!「大ピンチずかん」の魅力とは?対象年齢から内容まで徹底レビュー

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こんにちは、かなとです。

子供たちの日常の小さな「大ピンチ」について考えたことはありますか?牛乳をこぼす、ガムを飲み込む、テープの端が見つからない… これらは大人にとっては些細なことかもしれませんが、子供たちにとってはまさに「大ピンチ!」です。

今回のブログでは、そんな日常のピンチを面白おかしく描いた絵本「大ピンチずかん」について、その内容と魅力を深堀りしていきます。

この絵本は、シリーズ累計100万部を突破するほどの人気を誇り、鈴木のりたけさんの独特の視点で、子供たちの日常に起こる「大ピンチ」をユーモアたっぷりに描いています​​​​​​。

「大ピンチずかん」がなぜこれほどまでに人気なのか、そして親子で楽しめる理由についても、対象年齢や内容を交えてご紹介します。

さあ、子供たちの「大ピンチ」を一緒に楽しみながら、この絵本の世界を探っていきましょう!

『大ピンチずかん』の概要

著者の鈴木のりたけさんについて

グラフィックデザイナーから絵本作家に転身。彼の子育て経験と日常生活からの観察が、このユニークな絵本の制作に深い影響を与えています。

『大ピンチずかん』は、子供たちの日常に潜む様々な「大ピンチ」をユーモアたっぷりに描いた絵本です。この絵本の制作のきっかけは、鈴木さんの子どもが牛乳をこぼして困っている姿を見たことから始まりました。

鈴木さんは、子どもたちの日常生活の中でのさまざまなピンチを「大ピンチレベル」と「なりやすさ」で分類しています。これらのピンチは、子供たちにとっては大きな問題であり、それを面白おかしく描いた内容が人気の理由の一つです。

絵本の詳細

出版社:小学館

ページ数:48ページ

内容:日常の小さなトラブルを「大ピンチ」として描写

分類:ピンチを「大ピンチレベル」と「なりやすさ」で分類

対象:子どもから大人まで楽しめる

この絵本の魅力は、親子で一緒に楽しむことができる点にあります。

対象年齢とその理由

対象年齢

幼児から小学生くらいまで

5歳くらいから楽しめますが、小学生の子供たちにフィットする内容です。小学生の日常生活に関連する「あるある」ネタが盛り込まれており、大人も子供も共に楽しむことができるのが特徴です。

おすすめの理由

共感できる内容

・子どもたちの日常に起こる「大ピンチ」を面白くて楽しい話にしている

・子どもたちにとって身近な出来事が、話の中で大きな「大ピンチ」として扱われているので、共感しやすい

日常生活で遭遇するさまざまな「大ピンチ」をユーモラスに描いている点が、子どもたちの興味を引きます。

牛乳をこぼす、ガムを飲む、テープの端が見つからないなどのトラブルは大人にとっては些細なことかもしれませんが、子どもたちにとっては大きな「大ピンチ」として捉えられます。

問題解決の学び

・それぞれの「大ピンチ」に対する「大ピンチレベル」と「なりやすさ」の分類がある

対処法が紹介されているので、子どもたちは困ったときの対応の仕方を学ぶこともできる

さまざまな「大ピンチ」が「大ピンチレベル」「なりやすさを5段階で分類」され、小さなものから順に紹介されているので、読み進める楽しさがあります。

そして、それぞれの大ピンチに対する対処法や、関連するピンチさらに深刻なピンチについても紹介されています。

子どもたちは困ったときの対応の仕方を学ぶことによって、日常の小さなことからたくさんのことを学び、自分たちの周りの世界について、もっとよく考えることができるようになります。

コミュニケーションスキルの向上

・友達や家族との会話で「大ピンチ」の話を共有することによって、コミュニケーションスキルの向上に役立つ

友達や家族と話す時に、面白いネタになります!そうすると、子どもたちの話し方も自然と上達していきますね。

『大ピンチずかん』の楽しさと学びのポイント(本の詳細内容)

日常の「大ピンチ」を楽しいお話に

・子どもたちの身近な小さなトラブルが登場

・それぞれのピンチに対する対処法も紹介されていて、学びがいっぱい

「大ピンチずかん」は、子どもたちの毎日にひょっこり現れる「大ピンチ」を、面白くてためになるお話に変えてくれます。

この絵本の最大の魅力は、日々の生活で起こりがちな困ったことを、子どもたちにも分かりやすく教えてくれるところです。たとえば、ガムを飲み込む、シャンプーが目に入るなど、子供たちにとって身近なトラブルが登場します。

これらのピンチをどう乗り越えるかのヒントもくれるので、楽しみながら大切なことを学べます。

明るくてカラフルな絵

・子どもたちが好きな鮮やかな色使い

・絵の中のキャラクターたちが面白おかしく描かれていて、見ているだけで楽しい

この本の絵は、明るくてカラフルで、子どもたちの目を引きつけます。絵の中のキャラクターたちも、ピンチを面白おかしく表現していて、読んでいるとつい笑ってしまいます!

親子で楽しめる

・大人も楽しめる内容なので、家族みんなで読書タイムを過ごせます

親子で読むことによって、共通の話題を楽しむことができるのも大きな魅力の一つです。

持ち運びやすいサイズ

・コンパクトサイズで、お出かけ時にも便利( 21.2 x 18.8 x 1.1 cm)

・30以上のピンチのお話があるので、何度読んでも新しい発見があるかも

しかし、すべての子供が同じようにこの絵本に興味を持つとは限りません。個々の好みに応じて、興味を示す子もいればそうでない子もいます。それでも、「大ピンチずかん」は、子どもたちの好奇心をくすぐりながら、日常の小さなトラブルを楽しく教えてくれる、特別な絵本です。

『大ピンチずかん』で親子のほっこり読書時間

『大ピンチずかん』は、親子で読むのにぴったりの絵本です。この絵本は、子どもたちの身近な「大ピンチ」をお話にしていて、一緒に読むと楽しいんですよ。

みんなで「あるある」って共感

子どもたちによくある小さなトラブル、ジュースをこぼしたり、服にしみをつけたり。これらの「あるある」なエピソードは、親子で一緒に「そうそう!」と笑いながら読みすすめられます。

子供の成長を感じる

絵本に出てくるピンチの対処法やシチュエーションを通じて、子どもたちがどんどん成長していくのを感じらる。親子で子どもの成長を実感する機会を得られる

親子のコミュニケーション

読書体験を通じて、親子が共通の話題で盛り上がり、一緒に笑ったり、日常の小さなトラブルについて話し合ったりすることができる。これは、親子間のコミュニケーションを深める良い機会となる

子どもの自立心を育てる

絵本の中で学んだピンチの対処法を、子どもが実際の生活で使ってみることで、自分で考える力や自立心が育つ

「大ピンチずかん」は、子どもたちが楽しみながら学べる絵本です。子どもと一緒に読むと、いっしょに感動や成長を感じられます。

読者のレビュー

良いところ

身近なピンチがたくさん:この本に出てくるピンチは、身の回りで起こるものなので、読んでいて「あるある!」っと思える

子どもにもわかりやすい: 「大ピンチレベル」や「なりやすさを5段階に分類」が付けられているので、わかりやすく楽しみながら学べる

隠れた面白さ: ページ下部の小さなコメントも読むのが楽しみ

親子での楽しみ: 大人も楽しめる内容が含まれており、親子で一緒に読むのに適している

ちょっと気になるところ

子どもによっては興味なし?:子どもによっては、この本にあまり興味を示さないこともある

読み聞かせにはちょっと…: 読み聞かせには向いていないと思っている人もいる

子ども同士で読むのがいいかも: 友達と一緒に読むと、もっと楽しめるかもしれない

子供たちが笑いながら何度も読んでいるという口コミが多く見られます。しかし、子供の好みによってはハマらない場合もあるようですが、全体的には親子で楽しめる内容となっています​​​​​​。

「大ピンチずかん」の次に読みたいおすすめの絵本

鈴木のりたけの作品

「大ピンチずかん」と同様に、物語の語り口、ユーモア、子供たちの日常体験との共鳴点で共通しています。同じ年齢層の子供たちに適しており、「大ピンチずかん」のスタイルとテーマを気に入った子供たちにも楽しんでもらえるでしょう。

『大ピンチずかん2』

「大ピンチずかん」の続編で、2023年11月22日に発売されました。続編ではピンチがさらにパワーアップし、「大ピンチグラフ」という新しい要素が追加されています。これにより、ピンチの理由が6つの異なる要素(例:イライラ、ドキドキなど)を通じて分析され、子供たちがピンチの原因と対処方法をより深く理解することができるようになりました。この要素は、子供たちにピンチを乗り越える力を与えると同時に、読む楽しみも提供しています。

続編では、「誕生日ケーキが倒れそう」や「消しゴムが見つからない」などの新しいピンチが登場し、子供たちの共感を呼ぶ内容になっています。こうした変更により、続編は前作の魅力を保ちつつ、新しい要素を加えることで、さらに読み応えのある作品になっています​​​​。

『ぼくのトイレ』

トイレを使用する日常の体験を面白おかしく描いています。この絵本は、毎日同じトイレでの体験に飽きた主人公が、さまざまなユニークなトイレを想像する物語です。例えば、ふにゃふにゃトイレやロケットトイレなど、子どもたちの想像力を刺激する楽しいトイレが登場します。さらに、主人公の「トイレットコースター」が盗まれるという展開もあり、子どもたちが楽しめる絵探しやクイズ的な要素も含まれています。『ぼくのおふろ』に続くシリーズの第2弾として、緻密なイラストで構成されており、4歳から5歳の子どもにおすすめされています

『しごとば』

「しごとば」は、子供たちに人気のある9つの職業を紹介しています。美容師、新幹線運転士、すし職人、自動車整備士、木のおもちゃ職人、革職人、歯医者、パティシエ、グラフィックデザイナーなどの職業が取り上げられています。各職業の仕事現場や使う道具、仕事の流れが詳しく紹介されており、子どもたちが実際の職場をのぞき見しているかのような体験ができます。例えば、すし職人のセクションでは、カウンターの向こう側の詳細や使用する包丁の種類まで描かれています。新幹線の運転士については、鈴木さん自身の経験をもとに、細かい情報が盛り込まれている点が特徴です。この絵本は、仕事に対する興味を育むとともに、それぞれの職人が仕事に誇りを持ち、楽しんでいることを伝える内容となっています​​​​​​​​。

『おしりをしりたい』

この本は、人間の体の一部であるおしりに焦点を当てており、子どもたちにとって興味深く、同時に楽しく学べる内容となっています。物語は、「おしりおしりたい」という仲良し三人組の子どもたちが、おしりに関する疑問を探求するというものです。彼らは、おしりを使った言葉や、おしりの仕組み、役割、そして人間の進化に関連する内容について学びます。この絵本は、子どもたちにとっておもしろく、かつ教育的な読み物となっており、親子で楽しく読んで学べる作品です​​​​。

『おつかいくん』

お母さんからおつかいを頼まれた「おつかいくん」が主人公の絵本です。元気よく出かけた彼は、行く先々で様々な人々(動物たち)に次々と別のおつかいを依頼されてしまいます。彼は、頼まれると断れない性格のため、最初に頼まれたおつかいを無事に完了できるかという点が物語の中心です。この絵本には8つの迷路が登場し、街やスーパーマーケット、森、海など様々なシーンが描かれています​​。

他の著者の作品

これらの絵本は、子供たちの日常の小さな「ピンチ」や冒険をユーモアと愛情を込めて描いており、「大ピンチずかん」と同様の楽しさと教訓を提供することができるでしょう。

『キャベツくん』長 新太

『キャベツくん』は、長新太によって描かれたユニークな絵本です。この作品は、ブタヤマさんとキャベツくんとの間の奇妙で面白い会話を通じて、子どもたちの想像力を刺激します。物語は、ブタヤマさんがお腹を空かせているところから始まり、さまざまな動物がキャベツに変わるというナンセンスでユーモラスなシーンが展開されます。この絵本は、特に3歳から5歳の子どもたちに適しており、第4回日本の絵本賞「絵本にっぽん大賞」を受賞したことがあります。キャベツくんのシリーズは全5冊あり、その摩訶不思議な世界は続いています。

『いいから いいから』 長谷川 義史

この物語の中心は、カミナリの親子が突然訪れるという出来事と、それに対して「いいからいいから」と応えるおじいちゃんのおおらかさにあります。おじいちゃんは、カミナリにおへそを取られても慌てず、穏やかに対応する様子が描かれています。この絵本は、読む人の心をほぐし、笑顔を生み出します。シリーズ化されており、各作品は幅広い年齢層に向けて楽しまれています​​。

『ルラルさんのえほん(8) ルラルさんのだいくしごと』いとうひろし

ルラルさんというキャラクターの日常と冒険を描いています。ルラルさんは、広いお庭のある家に住み、様々な活動を楽しんでいます。例えば、料理をしたり、自転車で出かけたり、本を読んだり、バイオリンを弾いたりします。この巻では、ルラルさんが大工仕事に取り組む様子が描かれています。屋根の修理をしている最中に予期せぬ出来事が起き、計画が崩れてしまいます、、。この本は、日常の中に隠れた楽しさを発見することの喜びを伝える内容となっています​​​​。

『おきにいりのしろいドレスをきてレストランにいきました』
渡辺 朋(著)、高畠 那生(イラスト)

お気に入りの白いドレスを着た女の子が家族と一緒にレストランに行く話です。女の子は大好きなオムライスに大喜びしますが、白いドレスにケチャップをこぼしてしまいます。その出来事から、驚きや感情の連鎖が始まり、町中が巻き込まれる大騒ぎになります。この物語は、主に擬音で進行し、読む人に楽しさと驚きを提供します。童心社第10回絵本テキスト大賞受賞作

『うごきません』大塚健太(著)、柴田ケイコ(イラスト)

動かないこだわりを持つハシビロコウが、バナナになる象の鼻や飛ぶペンギンなど、変わった状況にもじっとしている様子をユーモラスに描いています。子どもたちに楽しまれる内容です。この絵本は、ハシビロコウが動くことはあるのかという疑問を楽しく提示しています​​。

最後に

子供たちにとっては、『ピンチ』を知ることで、「ピンチが来ても大丈夫!」という自信を持つことができるようになります。

「大ピンチずかん」は、「大変なことが起こっても心配しなくていいよ」というメッセージが込められ、「困ったことは誰にでも起こるんだ、自分だけじゃない」という安心感も与えてくれます。

読むことの楽しみとともに、大事な教訓も学べます。ピンチをポジティブに捉え、それを成長の機会として受け入れることができるようになります。

子どもが読書好きになるきっかけになるかもしれませんし、一緒に読むことで親子の会話も盛り上がるでしょう。ぜひお子さんに読んであげてみてください。

この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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かなと
本屋に行くのが好きで勤め先を本屋にしてしまいました。 読んでみて面白かったものをご紹介いたします。Audibleで聴く読書をするようになってから、読書量がぐんと増えました。1日3時間ほど(2年以上)聴いています。通勤しながら、家事をしながら聴けるので快適です♪夜のゆっくりした時間はこれまで通り本を読んだり、目を休ませたい時にはAudibleで過ごしています。読みたい本はますます増える!でもこれ以上読書時間は増やせないっという方、ぜひぜひAudibleを試してみませんか?!積読グングン減りますよ。