5歳~

『いるのいないの』京極さんの “こわい絵本” 子どもは注意!あらすじ、ネタバレ少々。

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こんにちは、かなとです。

一度読むと、忘れられない “怖い絵本”

トラウマにもなるという噂もチラホラ、、、

『いるのいないの』

読んだことありますか?!

『いるのいないの』京極さんの “こわい絵本” 子どもは注意!

男の子がおばあちゃんの家で暮らすことになりました。

その家は、とても古い家で天井が高く、上の方に太い梁がわたっています。

電灯が梁からぶら下がっているので、下は明るいけど、梁より上は真っ暗です。

真っ暗な空間って、何かいそうで、何か見えそうで、気になりますよね。

この男の子もこの暗がりが気になってしょうがありません。

ある日、その暗がりを見ていたら、 “おこった男の顔” が、じっと下を見ているのが見えました。(こ、怖い、、)

おばあちゃんに誰かいるよと聞いてみると、「うえを見なければ、こわくないよ」と、はぐらかされ、相手にしてくれません。(その返答あってるかな??!)

でも、やっぱり怖いから、「いるかもしれないよ、こわくないの?」と聞くと、「何もしないからこわくないよ」とおばあちゃんは答えます。(やっぱり、その返答あってないよね??!)

田舎のおばあちゃんはちょっとやそっとのことでは動じません。うちの田舎のおばあちゃんもそうでした。大丈夫大丈夫ってよくいってました笑。

でもでも、やっぱり、男の子は気になります。

寝るときもおばあちゃんの言う通り見ないようにするけど、気になってしかたがない。

見たらいけないと思えば思うほど、気になる気になる、、、。

そして、最後のページ、、、もう、ホラー。子供はトイレ一人でいけません。

本の情報

著者:京極夏彦

イラスト:町田尚子

出版社:岩崎書店

発売日: 2012/01/28

ページ数:32ページ

単行本:1650円

Amazon評価:☆4.4

最後に

めっちゃ怖いこの絵本、子どもに読んで聞かせたら、もう二度と読まんって怖がってどこかに行ってしまいました、、。

子どもに読む時は要注意です(;゚Д゚)

内容をよく読んでみると、ちょっと気になるところもありました。

まずこの男の子が下を向いてトボトボ歩いて、おばあちゃん家にやってきます。
そして “おばあさんのいえでくらすことになった” から始まります。

暮らすって、少しの間?!それともこれから先ずっと?!
この男の子が、ここに来るまでのいきさつを自分なりに考えると、良くない方を想像してしまいがちになります。

その心の中の複雑な感情がいろんな見えないものを見せたり、不安にさせたりしていたのでしょうか。怖いだけじゃない絵本。

それから、この絵本のイラストを担当している町田尚子さんの絵本は、猫がでてくるものが多いです。とっても猫愛を感じます♪

この『いるのいないの』の絵は、物々しく不気味な感じもしますが、そこかしこにいる猫ちゃんはとっても愛らしいです♪

怖いのが苦手という方は、他の町田尚子さんの絵本もお勧めです。猫好きにはたまらない猫の絵本です。

最後に

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最後まで読んでいただきありがとうございました♪

ABOUT ME
かなと
本屋に行くのが好きで勤め先を本屋にしてしまいました。 読んでみて面白かったものをご紹介いたします。Audibleで聴く読書をするようになってから、読書量がぐんと増えました。1日3時間ほど(2年以上)聴いています。通勤しながら、家事をしながら聴けるので快適です♪夜のゆっくりした時間はこれまで通り本を読んだり、目を休ませたい時にはAudibleで過ごしています。読みたい本はますます増える!でもこれ以上読書時間は増やせないっという方、ぜひぜひAudibleを試してみませんか?!積読グングン減りますよ。