絵本『なまえのないねこ』猫好きの人にも見てほしい猫の絵本

小峰書店ホームページより

作：竹下文子　　　　絵：町田尚子

出版社：小峰書店

対象年齢：5、6歳

絵本コーナーに置いておくだけではもったいない。

色んな人に見てほしい。もちろん子供たちにも見てほしいけど、猫が大好きな人。絵を描くのが好きな人、それからそれから、、、、

ネットで、ポチっとして見ても、この絵本の魅力は伝わりきれません。

絵本は全般的にそうかもしれませんが、是非、書店に行って、実際にこの絵本を手に取って見てほしい！

ほんと素敵な猫の絵なんです！！

ちょっと買い物に行ったときにでも、書店が近くにあったら、見て下さい。

とっても、魅力的なんです。

私がもっとも好きなのは、絵本の後半部分にでてくる横顔のアップの猫の絵です。

そして、読み終わって閉じると、裏表紙に哀愁の漂う可愛らしい後姿も、、、。

絵の話ばかりしてしまいましたが、物語もとても素敵です。ぐっときます。

Contents

あらすじ
受賞歴

あらすじ

表紙の「ねこ」には名前がありません。野良猫だから。

「ねこ」の身近にいる他の猫たちには名前があります。

「ねこ」は名前があることが羨ましくてたまりません。

「ねこ」は名前がないなら、自分でつけようと、探し続けます。

そして、「ねこ」が探し続けていく過程で、ふとあることに気がつきました。

「ねこ」は大切なあることに気がつきました。

受賞歴

第12回MOE絵本屋さん大賞2019　第1位！

第51回講談社絵本賞　受賞！

第3回未来屋えほん大賞　大賞！

第10回リブロ絵本大賞　大賞！

第25回日本絵本賞　受賞！

第8回静岡書店大賞（児童書新作部門）　第2位！

【補　足】
MOE絵本屋さん大賞とは：　月刊MOEが全国の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者3000人にアンケートを実施し、最も支持された絵本30冊を決定する年間絵本ランキングです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（絵本ナビホームページより）
講談社絵本賞とは：　講談社が主催する、絵本において新分野を開拓し、質的向上に寄与した優秀な作品に対して贈呈される賞。（2019年より「講談社出版文化賞絵本賞」から賞の内容を引きついで賞名が変更されました）　　　　　　（絵本ナビホームページより）
未来屋えほん大賞とは：「未来まで読み継がれるベストセラー絵本を育てる。」と言うコンセプトのもと、全国の未来屋書店の児童書担当者が直近1年間に出版された絵本の中から、作品を選出する絵本賞です。　　　　　　　　　　（未来屋書店ホームページより）
リブロ絵本大賞とは：毎年刊行されるたくさんの絵本の中から、各店の児童書担当者が「広く紹介したい」「強くおすすめしたい」と思う作品を選ぶ良書発掘企画です。
毎年8月から翌7月の間に刊行された絵本を対象に、各店の児童書担当者による推薦をもとに10作を候補作として選定し、社内投票により大賞を選出します。
第13回リブロ絵本大賞選定には、「リブロ」、「よむよむ」、「パルコブックセンター」、「オリオン書房」、「PAPER WALL」、「あゆみBOOKS」、「文禄堂」、「BOOK　PARK　miyokka!?」、「CROSSBOOKS」の児童書担当者が参加
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（リブロプラスホームページより）
日本絵本賞とは：　公益社団法人全国学校図書館協議会が、絵本芸術の普及、絵本読書の振興、絵本出版の発展に寄与することを目的として実施している賞。
選考は、全国学校図書館協議会の絵本委員会(常設)において、全国学校図書館協議会図書選定で合格した新刊絵本の検討・評価を重ね、「日本絵本賞最終候補絵本」を選び、、主催者が委嘱した最終選考委員（作家、画家、絵本研究者、美術評論家など）により、最終選考会を行い、授賞を決定します。
　　　　　　　　　　　　　　（公益社団法人全国学校図書館協議会ホームページより）
静岡書店大賞とは：　静岡県内の書店員・図書館員による投票で大賞を決定する、静岡県の書店独自の文学賞です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ブクログ通信より）