『成瀬は信じた道をいく』やっぱりカッコいい！【 Audibleおすすめ小説】あらすじと感想/ネタバレ少

いよいよ、成瀬は京大受験へ。

やっぱり成瀬あかりはカッコいいです。

前作に引き続き読みやすいので、普段本を読まない人にも、おすすめです！

Audibleでも聴きやすいので、「聴く読書」初心者さんにもおすすめです！

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成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!?　読み応え、ますますパワーアップの全５篇！

（「BOOK」データーベースより）

私は通勤しながら家事をしながら1日3時間ほど、3年以上Audibleを聴いています。

読みたい本は次々と増えていくけど、もうこれ以上読書時間は増やせない、、という方にAudibleはお勧めです！

聴く読書で、臨場感あふれる世界が楽しめます。

耳を傾けるだけで読書ができるのはとっても楽です♪リラックスもできますよ～。

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Contents

感想/ネタバレ少（愉快、感嘆、温まる）
Audibleで聴いた感想
本の情報
最後に
- Audibleで聴ける本屋大賞受賞作品

感想/ネタバレ少（愉快、感嘆、温まる）

全5編の短編集。成瀬あかりは前作と変わりない存在感で、己の信じる道へ疑いもなく突き進む姿は相変わらずのカッコよさでした。

今作では成瀬の家族やら小さい頃のエピソードが出てきますので、もっと深く成瀬を知ることができます。

どのような家族に囲まれて日々暮らしているのか、そして、どのような幼少期を過ごしていたのか。（成瀬あかりはやっぱり成瀬あかりだった！！）

個性豊かな新しい登場人物たちも出てきます。

成瀬と関わり合う人たちが、成瀬にどう影響されてどう変化し成長していくのかも描かれています。

以前は、周りの人たちは、成瀬をちょっと遠巻きに見ていた感がありましたが、だんだん出会う人たちが成瀬に影響されて何かを気づき、そして変わろうとするんですよね。

そういう成瀬はというと、今も以前もやっていることは同じで、自分のこうだと信じることに向かって突き進む。周りに惑わされることなく。

やっぱり、カッコいいですよね！

Audibleで聴いた感想

前作同様に、聴きやすいので初心者におすすめです。

冒頭のつかみが良く、話のテンポも良いので、聴きやすく飽きにくいです。

登場人物も多くないので、混乱しづらいです。

新しい登場人物は、個性豊かでイメージを掴みやすいです。

成瀬の声もイメージにピッタリですよ。ぜひ聴いてみてください。

登場人物

成瀬あかり（なるせあかり）	膳所（ぜぜ）高校3年生 → 大学受験へ
北川みらい（きたがわみらい）	ときめき小学校4年生
成瀬慶彦（なるせよしひこ）	成瀬あかりの父親
成瀬美貴子（なるせみきこ）	成瀬あかりの母親
城山友樹（しろやまともき）	京大入試で出会った受験生
呉間言実（くれまことみ）	スーパーにクレームを入れる主婦
呉間祐生（くれまゆうせい）	言実の夫
篠原かれん（しのはらかれん）	「びわ湖大津観光大使」を目指す女子大生
島崎みゆき（しまざきみゆき）	成瀬の幼馴染