今月読んで面白かった本【2024年3月】ラストが衝撃的（どんでん返し）

こんにちは、かなとです。

映像化されるということで、気になって手に取って読んだ『十角館の殺人』。

衝撃的で、もっとどんでん返し読みたい！！と抑えきれなかったので、今月は、ラストが衝撃的な本（どんでん返し）ばかり選んで読んでみました。

私が読んでみて面白かったものをおすすめめ順にランキングしました。

Contents

『十角館の殺人』綾辻行人
『噂』萩原浩
『Another（アナザー）』綾辻行人
『体育館の殺人』青崎有吾
『世界でいちばん透きとおった物語』杉井光
最後に

『十角館の殺人』綾辻行人

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K大ミステリ研究会の男女7人が、半年前に殺人事件がおきた角島に向かうのですが、まだその時の犯人は捕まっていません。そして、またこのミス研のメンバーから犠牲者がでてしまいます。この島から逃げたくても、脱出する手段も連絡手段もありません。
脱出できるのは、迎えがくる1週間後です。

感想

やっぱり、“たったの1行”で全てを覆す、驚愕の結末！！は忘れられません。これで、私の心はガッチリつかまれて、最近、この刺激を求めて、どんでん返しばかり読んでます笑。あと、登場人物の名前が魅力的です。ミステリ好きにはたまらないと思います。それから、分厚いながらも読みやすいのでスイスイ読めるところが、読むのが遅い( ﾉД`)ｼｸｼｸ…私には感動でした。

『十角館の殺人』綾辻行人、感想→ある1行で思考停止に。普段本を読まない人にもおすすめです。こんにちは、かなとです。 “たったの1行”で全てを覆す、驚愕の結末は、まさにその通りで、思考停止してしまいました。 ...

『噂』萩原浩

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レインマンが出没して、女の子の足首を切ってしまうのですが、なぜかミリエルという香水をつけていると狙われないとか、、、。これには、大人の裏事情がありまして、香水を売り出すための戦略だったのです。しかし、この噂が現実のものとなり、足首のない女の子の遺体が見つかってしまうのです。

感想

これもやっぱり、ラストのどんでん返し！その1行を凝視してしまいました。どんでん返しある！と思って慎重に読み進めても、まんまとはめられてしまいます泣笑。次は誰が被害に会うのか、サスペンス的で怖くもありますが、出てくる登場人物間のやり取りが絶妙で怖すぎるのはちょっと苦手という方にも楽しめると思います。

『噂』萩原浩、どんでん返されました！！こんにちは、かなとです。『どんでん返し』好きですか？！いきなりすみません(^^ゞ『十角館の殺人』を読んで、あま...

『Another（アナザー）』綾辻行人

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榊原恒一（さかきばらこういち）が、夜見北（よみきた）中学校3年3組に転校してきたことから話は始まり、「クラスの決め事は絶対に守るように」と言われます。そしてこのクラスには “ミサキメイ” という女の子がいるはずなのに、先生を始めクラスみんなはいないもののように振舞うのです。そんな中クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げます。

『Another（アナザー）』はAudibleの聴き放題に含まれています。

感想

私はこれが一番ゾワゾワしました。恒一の転校してきた3年3組の周りで起こることが奇妙で違和感があり、それが積み重なっていき、なんだろう、何が起きてるの？！という気持ちが次々と湧いてきて謎はどんどん深まっていきました。あることが分かった時、そーだったの！？とページを戻して見直しました笑。

『Another（アナザー）』綾辻行人 Audibleおすすめ小説、感想。こんにちは、かなとです。今回は、綾辻行人さんの小説『Another（アナザー）』を紹介いたします。 3年3組に起...

『体育館の殺人』青崎有吾

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学校の体育館で殺人が起こるのですが、そこは、鍵がかかっていたり、人の目があったりで事実上密室でした。殺人の疑いをかけられた先輩のために柚乃（ゆの）は、学内一の天才、学校の部室に住んでいる変人に謎解きをたくします。

『体育館の殺人』はAudibleの聴き放題に含まれています。

感想

密室の謎解きというだけで、ちょっとワクワクしました。そして、この謎を解くのが引きこもりでアニメオタクの変人ということで、さらに。論理だてた謎解きをスルスルと解いていくのは読んでいて気持ちがいいです。話のテンポもよく、登場人物間のやり取りも面白いので楽しみながらスイスイ読めます。この物語のどんでん返しは心がザワっとなりました、、、。