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【2024年8月】おすすめ本12選(Audible有)ミステリー作品他

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こんにちは、かなとです。

先月読んで面白かった本の中から、

・『おすすめミステリー小説』2選

・『Audibleで聴くおすすめ小説』9選

・『Audibleで聴くおすすめエッセイ』1選

をご紹介いたします。

選書の際の参考になれば幸いです。

私は通勤しながら家事をしながら1日3時間ほど、2年以上Audibleを聴いています。

読みたい本は次々と増えていくけど、もうこれ以上読書時間は増やせない、、という方にAudibleはお勧めです。

積読減りますよ。それに聴く読書は何といっても楽~です。

Audibleとは

・Amazonが提供する「聴く読書」サービスです。

・ジャンルは、小説、ライトノベル、ビジネス書、自己啓発本など、12万以上の作品が聴き放題。

・洋書もありますので、英語のヒアリングにも活用できます。

・月額1,500円(税込)

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おすすめミステリー小説

『君のクイズ』小川 哲

あらすじ

生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。いったい彼はなぜ、正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。

(「BOOK」データーベースより)

感想

気づけば半分ほど読んでしまっていて、ハっと気がついてびっくりしました。

クイズのプレイヤーがどのように考え、答えを導きだしているのか、常人には全く想像もしていないところから考え抜かれているのがわかり驚かされました。

「問題を聴いて」→「答えを思い出す(!!)」というのでは、あの回答席には座れないことがわかった笑。

クイズめちゃくちゃ奥が深いし、面白い。

『そして誰かがいなくなる』下村 敦史

あらすじ

大雪の日、大人気作家の御津島磨朱李が細部までこだわった新邸のお披露目会が行われた。招かれたのは作家と編集者、文芸評論家と……。最初は和やかな雰囲気だったが、次第に雲行きが怪しくなっていく。奇想天外、どんでん返しの魔術師による衝撃のミステリー!

(「BOOK」データーベースより)

感想

最後に衝撃のラストが待っていました!「えーっ嘘でしょ!」と思わず呟いてしまうほど。ほんとにビックリ。

下村さんのファンになってしまったかも。他の作品も読もうと思います。

Audibleで聴くおすすめ小説

『正体』染井 為人

Audible→とても聴きやすく、冒頭からグイグイ引き込まれました。

あらすじ

埼玉一家惨殺事件の未成年死刑囚が脱獄する。24時間フル稼働する東京オリンピック施設の工事現場、介護者の人手不足に喘ぐ千葉のグループホーム……。その場所に突然あらわれ逃亡そして潜伏を繰り返す彼の目的とは? 少年死刑囚の脱獄488日を追う!

(「BOOK」データーベースより)

感想

すごく切なくて苦しいですが、染井さんの他の作品も読みたい!!と思える面白さでした。

「あとがき」も必ず読んでください。心救われます。

『正体』切ない【 Audibleおすすめ小説】あらすじと感想/ネタバレ少 こんにちは、かなとです。 脱獄した少年死刑囚の488日を追った物語です。 心が苦しくなりましたが、この先どうなるんだろうと...

『悪い夏』染井 為人

Audible→登場人物は多いですが、ナレーターが巧みに演じ分けているので、混乱せず聴けました。聴きやすいです。

第37回横溝ミステリ大賞優秀賞受賞作

あらすじ

26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、ケースの女性に肉体関係を迫っていると知った守は、真相を確かめようと女性の家を訪ねる。しかし、その出会いをきっかけに普通の世界から足を踏み外して――。生活保護を不正受給する小悪党、貧困にあえぐシングルマザー、東京進出を目論む地方ヤクザ。加速する負の連鎖が、守を凄絶な悲劇へ叩き堕とす!

(「BOOK」データーベースより)

感想

もうこんな悪ばかりの世界は嫌だと思うのですが、先が気になりやめられない。読ませる力の凄さを感じました。

「正体」で染井さんにハマりました。

『悪い夏』負の連鎖【 Audibleおすすめ小説】あらすじと感想/ネタバレ少 こんにちは、かなとです。 悪が悪を引き寄せる負の連鎖がスゴすぎます。 出てくる人出てくる人、悪人ばかりで心やられます笑。 ...

『夜市』恒川 光太郎

Audible→この世界観にあった優しい語り口で話されていきます。聴き心地がいいです。

選考委員激賞の、第12回日本ホラー小説大賞受賞作

あらすじ

「今宵は夜市が開かれる」。妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場では望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えにして、野球の才能を買った。おかげで野球部のエースとして活躍した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、裕司は再び夜市を訪れる。弟を買い戻すために。

(「BOOK」データーベースより)

感想

独特な世界観に冒頭から引き込まれました。

ホラー小説なんですが、怖いというよりも、ノスタルジックで不思議な感じがします。

私たちの日常でも、今は気づいていないだけで異世界と繋がる道がすぐ側にあるのかもしれない、、と想像せずには、いや、想像したくなるような読後感でした。

『夜市』別世界へ迷い込む【 Audibleおすすめ小説】あらすじと感想/ネタバレ少 こんにちは、かなとです。 夏の夜長に雰囲気たっぷりの本です。 ホラー小説だと身構えるほどの怖さはないので、怖がりだけど、ホ...

『営繕かるかや怪異譚』小野 不由美

Audible→怖かったり、ほっとしたり、感情を揺り動かされるので話に引き込まれます。ナレーターの話し方も聴きやすいのでお勧めです。

あらすじ

雨の日に鈴の音が鳴れば、それは怪異の始まり。極上のエンターテインメント

叔母から受け継いだ町屋に一人暮らす祥子。まったく使わない奥座敷の襖が、何度閉めても開いている。
(「奥庭より」)
古色蒼然とした武家屋敷。同居する母親は言った。「屋根裏に誰かいるのよ」(「屋根裏に」)
ある雨の日、鈴の音とともに袋小路に佇んでいたのは、黒い和服の女。 あれも、いない人?(「雨の鈴」)
田舎町の古い家に引っ越した真菜香は、見知らぬ老人が家の中のそこここにいるのを見掛けるようになった。
(「異形のひと」)
ほか、「潮満ちの井戸」「檻の外」。

(「BOOK」データーベースより)

感想

1話1話の家にまつわる怪奇現象はおどろおどろしく、恐る恐る聴く感じですが、「営繕屋」の尾端さんが出てくると、ちょっと張り詰めた感じが緩み、ほっとし、聴き終わる頃には、ほっこり心を温かくもしてくれます。

『営繕かるかや怪異譚』怖さの中にも【 Audibleおすすめ小説】あらすじと感想/ネタバレ少 こんにちは、かなとです。 耳で聴くホラーは格別です。 しかし、この話、ゾワっとくる怖さの中にも、ほっとする温かさも感じさせ...

『方舟』夕木 春央

Audible→登場人物が少し多いので、最初気をつけて聴く必要がありますが、ドキドキする展開もあり、次第に話に没入できます。

週刊文春ミステリーベスト10
MRC大賞2022

あらすじ

9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?

大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。

タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない

(「BOOK」データーベースより)

感想

ラストの衝撃に唖然。

このラストは忘れられそうにないので、もうこの衝撃を味わうことができません。そう思うと、まだ読んでない人が羨ましくなります。読書にハマるきっかけの1冊となると思います!

『正欲』朝井 リョウ

Audible→ナレーターの声が落ち着いていて聴きやすい。話も頭に入ってきやすい。考えさせられながら聴き進める。

第19回 本屋大賞ノミネート!
第34回柴田錬三郎賞受賞作

あらすじ

あってはならない感情なんて、この世にない。
それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。

息子が不登校になった検事・啓喜。
初めての恋に気づいた女子大生・八重子。
ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。
ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。

しかしその繋がりは、”多様性を尊重する時代”にとって、
ひどく不都合なものだった――。

「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、
そりゃ気持ちいいよな」

これは共感を呼ぶ傑作か?
目を背けたくなる問題作か?

(「BOOK」データーベースより)

感想

普通って何だろう。周りを見ながら何となく多数派をしめてるのがそうなのかなって思ってたけど、誰から物事を考えるかによって違ってくる。

好意を向ける対象は人だと勝手に思い込んでいたけど、私たちが想像もしないものに好意を向ける人達もいて、その人たちにとってはそれが普通でした。

お互いに理解しあうことは難しいかもしれなせんが、色んな人がいると受け入れることは大切だと気づかせてくれました。

『ザ・ロイヤルファミリー』早見 和真

Audible→登場人物が多いので混乱しそうにもなりますが、話の面白さにグイグイ引き込まれます。

史上初!山本周五郎賞&JRA賞馬事文化賞W受賞作!

あらすじ

継承される血と野望。届かなかった夢のため――子は、親をこえられるのか? 成り上がった男が最後に求めたのは、馬主としての栄光。だが絶対王者が、望みを打ち砕く。誰もが言った。もう無理だ、と。しかし、夢は血とともに子へ継承される。馬主として、あの親の子として。誇りを力に変えるため。諦めることは、もう忘れた――。圧倒的なリアリティと驚異のリーダビリティ。誰もが待ち望んだエンタメ巨編、誕生。

(「BOOK」データーベースより)

感想

親が叶えられなかった思いを子どもが引き継ぎ、夢が少しずつ形になっていく様をみるのは、全く興味のなかった競馬の世界であっても胸が熱くなりました。

身近な人に競馬をしている人がいて、賭け事がメインではなく、馬を見に行っていると言っていて、「どういうこと?」って思っていたが、わかった気がしました。

この著者が「店長がバカすぎて」を書いた早見さんだと知った時は描きだす小説の幅の広さに驚いた。全く感じが違うが、どちらも話に引き込まれる面白さがあり、他の作品も読んでみたくなりました。

『誰かが私を殺した』東野 圭吾

Audible→初心者向け

あらすじ

加賀恭一郎の新シリーズ、まずは耳から。
東野圭吾、初のオーディブル作品は完全オリジナル。
新たな加賀のバディも現れ、累計1400万部を突破したシリーズは新たなステージへ!

亡き夫の月命日。墓前で手を合わせていると、突然背中に衝撃を受けた。気づいた時には、魂だけがこの世に留まっていた。どうやら私は誰かに撃たれたらしい。
警察の遺体安置所で出会ったのは、警視庁捜査一課の加賀恭一郎警部と部下の女性刑事・新澤。

私は彼等による捜査の行方を見守りながら、なぜ自分が殺されたのかを考えた。
国重ホールディングスの「女帝」として、すべて完璧にこなしてきたつもりだし、母親としては、来月結婚する一人息子に愛情を注ぎ続けてきた。

だが公私において、気に入った人間はとことん守って盛り立てる一方で、信用できなくなった人間を容赦なく切り捨ててきたのも事実だ。私に恨みを持つ者は少なくない。
その中の誰かが私の命を奪ったということだろうか。

やがて加賀はほんの些細な手がかりを積み重ねることで、事件の真相に迫っていく。
彼の推理の先にあったものは、私が想像さえしないものだった。

(「BOOK」データーベースより)

感想

Audibleファースト作品です。Audibleのために書き下ろされた新作で、「音声」で表現されて作られているので、書かれたものを朗読されるものに比べて、聴いて内容が頭に入りやすく想像しやすいです。

誰に殺されたんだろう、、と展開にハラハラさせられます。

『黒牢城』米澤 穂信

Audible→ちょっと難しめ。登場人物の多さと時代小説の聞き慣れない言葉で、思うように理解できず聴き進められないかもしれません。ちょっと難しめ

Audibleで聴きながら本に目を通すのもお勧め。それぞれ読んだり聴いたりするよりも、本に没頭できて面白いです。本を読むのを途中で止めてしまった人もAudibleと共にもう一度聴いてみてください。読みやすくなりますよ。

第166回直木賞受賞!

あらすじ

本能寺の変より四年前。織田信長に叛旗を翻し有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起こる難事件に翻弄されていた。このままでは城が落ちる。兵や民草の心に巣食う疑念を晴らすため、村重は土牢に捕らえた知将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めるが――。
事件の裏には何が潜むのか。乱世を生きる果てに救いはあるか。城という巨大な密室で起きた四つの事件に対峙する、村重と官兵衛、二人の探偵の壮絶な推理戦が歴史を動かす。

(「BOOK」データーベースより)

感想

時代小説をあまり読まない人にも面白く読めると聞いて、読んでみたけど確かにそうでした。
この作品を読んで、時代小説って面白いかもしれないと思えるようにも。

時代小説にミステリーが加わることによって、グイグイ引き込まれます。時代小説特有の聞き慣れない言葉もいつの間にか気にならなくなっていました。

Audibleで聴くおすすめエッセイ

『そして誰もゆとらなくなった』朝井 リョウ

Audible→グイグイ引き込まれる

あらすじ

『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』に続く第三弾にして完結編。
怒涛の500枚書き下ろし!頭空っぽで楽しめる本の決定版!

修羅!腹痛との戦い
戦慄!催眠術体験
迷惑!十年ぶりのダンスレッスン
他力本願!引っ越しあれこれ
生活習慣病!スイーツ狂の日々
帰れ!北米&南米への旅etc……

一生懸命生きていたら生まれてしまったエピソード全20編を収録。
楽しいだけの読書をしたいあなたに贈る一冊です。

(「BOOK」データーベースより)

感想

面白すぎて、腹かかえました。外で読んだらヤバい人です。

小説から感じ取れる雰囲気とは全く違い驚かされます。ギャップが凄いです。

面白すぎるその情景を言葉にし読者に伝えることができるのは、さすが第一線で活躍されてる作家さんです。言葉のチョイスが光ってます。

小説がちょっと合わなかった人もエッセイを読んでみると、感じ方がかわるかもしれません。おすすめです!

最後に

「黒牢城」は私には聴くだけだと理解しづらかったですが、普段、時代小説を読んでいる人でしたら、言葉や表現など馴染みがあり難なく聴けるかもしれません。

聴き放題なので色々試して聴いてみてください!

まだAudibleを聴いたことがない方は、30日間の無料お試し期間があります。この機会にぜひお試しください。

聴く読書を取り入れることによって

→ 読書量はグンと増えていき(何かをしながら聴くことができます!)、

→ 本の世界をさらに楽しむこともできます(ナレーターさんの朗読はとても素晴らく、物語の世界に引き込まれます!)

聴く読書は私たちをもっと読書好きにさせてくれます。ぜひこの機会にお試しください。

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この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

ABOUT ME
かなと
本屋に行くのが好きで勤め先を本屋にしてしまいました。 読んでみて面白かったものをご紹介いたします。Audibleで聴く読書をするようになってから、読書量がぐんと増えました。1日3時間ほど(2年以上)聴いています。通勤しながら、家事をしながら聴けるので快適です♪夜のゆっくりした時間はこれまで通り本を読んだり、目を休ませたい時にはAudibleで過ごしています。読みたい本はますます増える!でもこれ以上読書時間は増やせないっという方、ぜひぜひAudibleを試してみませんか?!積読グングン減りますよ。