こんにちは、かなとです。
Audibleって興味あるけど、何から聴き始めようかな、、?!と思われている方に、先月聴いてみて面白かったものから7つおすすめの作品をご紹介いたします。
選んだ基準は↓
- 登場人物の多さ
- 聴く時間の長さ
- 内容の複雑さ
これらを基準に聴きやすかった本、ちょっと難しめの本に分けました。
ちょっと難しめの本が多いですが、聴きやすくなるポイントをまとめています。参考に聴いてみてください。
聴きやすいものから選ぶのもいいですが、自分の読みたい本をAudibleで聴けて楽しめたらいいですよね。
私は通勤しながら家事をしながら1日3時間ほど、2年以上Audibleを聴いています。
読みたい本は次々と増えていくけど、もうこれ以上読書時間は増やせない、、という方にAudibleはお勧めです。
積読減りますよ。それに聴く読書は何といっても楽~です。
Audibleとは
・Amazonが提供する「聴く読書」サービスです。
・ジャンルは、小説、ライトノベル、ビジネス書、自己啓発本など、12万以上の作品が聴き放題。
・洋書もありますので、英語のヒアリングにも活用できます。
・月額1,500円(税込)
※Audibleは無料体験中でも解約できます。解約したとしても、無料期間内であれば利用は可能です。(次回請求日の前日まで聴くことができます!)
再生速度について
オーディオブックの再生速度は、わりとゆっくりめなので2倍速でも聴きとれます。
徐々に速度をあげて、自分の聴きやすい速さで。
私は普通1.5倍速で聴いています。言葉の聴きとりやすさ、理解しやすさが、私にはちょうどいいです。
2.0倍速でも聴きづらくはありませんが、ちょっと想像しながら聴くには、1.2~1.5倍速が聴きやすく感じます。
聴きやすかった本
『鬼の跫音』道尾 秀介
6編の短編集で、つながりはなく、Sという人物が毎回出てきますが、同一人物ではありません。登場人物も少なく聴きやすいです。
あらすじ
ねじれた愛、消せない過ち、哀しい嘘、暗い疑惑――。心の鬼に捕らわれた6人の「S」が迎える予想外の結末とは。一篇ごとに繰り返される奇想と驚愕。人の心の哀しさと愛おしさを描き出す、著者の真骨頂!
(「BOOK」データーベースより)
感想
人間の心の中にある暗いものに気づかされて、ゾッとします。
それぞれの物語は短く読みやすいです。終始不穏な空気感が流れている感じで何が起こるのかゾワゾワし、物語の最後には想像していなかった結末が毎編待っています。
どうしたらこんな話を思いつくのだろうと考えずにはいられない物語ばかりです。
↑聴く際のポイントも紹介しています。登場人物も整理しているので聴くのに便利です!
ちょっと難しめの本
『予言の島』澤村 伊智
登場人物がちょっと多めですが、ナレーターさんが巧みに声色、演技力で演じわけてくれています。序盤は混乱することもあるかもしれませんが、徐々に気にならなくなり、ストーリーに集中できます。
あらすじ
【初読はミステリ、二度目はホラー。この謎に、あなたもきっと囚われる。】
「わたしは死ぬよ。言葉で。呪いで」
瀬戸内海に浮かぶ霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が生涯最後の予言を遺した場所だ。彼女の死から二十年後、《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――。
天宮淳は幼馴染たちと興味本位から島へ向かうが、宿泊予定の旅館は、怨霊が下りてくるという意味不明な理由でキャンセルされていた。
そして翌朝、幼馴染みのひとりが遺体となって発見される。しかし、これは予言に基づく悲劇のはじまりに過ぎなかった。
不思議な風習、怨霊の言い伝え、「偶然」現れた霊能者の孫娘。祖母の死の真相を突き止めに来たという、彼女の本当の目的とは……。
あなたは、真実に気づくことができるか――。島の秘密が暴かれたとき、惨劇の幕が開く。
(「BOOK」データーベースより)
感想
“8月25日から26日の未明にかけて、島で6人が死ぬ”という予言があり、その通りに死者が1人、2人と増えていきます。ラストに近づき、この予言の真相が明らかになると、世界観が一変し、ゾワっと鳥肌が立ちました、、、。
まさにホラーです。この衝撃が忘れられない。
↑聴く際のポイントも紹介しています。登場人物も整理しているので聴くのに便利です!
『儚い羊たちの祝宴』米澤 穂信
独特の世界観で、言葉遣いも普段使わないようなものが出てくるので、話を掴みにくく感じるかもしれません。2度3度と聴き、じっくり聴くことをお勧めします。聞けば聞くほどこの物語を深く味わうことが出来き、ゾワ、、とします(怖)。
あらすじ
夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。
(「BOOK」データーベースより)
感想
5作の短編集で、衝撃的なラストが毎回用意され、心えぐられます。すべては『バベルの会』に繋がっており、最後の5作目でさらに衝撃のラストが待っており戦慄させられました。
心にずっと残りそうです、、。
↑聴く際のポイントも紹介しています。登場人物も整理しているので聴くのに便利です!
『リバース』湊 かなえ
登場人物はそこまで多くはありませんが、色んな名前が飛び交うので、整理しないと混乱します。ナレーションの藤原竜也さんの声は特徴的なので、いつもよりゆっくりめの方が聴きやすかったです。
あらすじ
深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。淡々とした日々が急に華やぎはじめ、未来のことも考え始めた矢先、美穂子にある告発文が届く。そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていた――。何のことかと詰め寄る美穂子。深瀬には、人には隠していたある”闇”があった。それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、懊悩する。
(「BOOK」データーベースより)
感想
ラストの衝撃にやられました。
まったく予想していなかった真相に、固まりました、、。
途中で、事件が起き、どの人も犯人のようでザワザワしながら読み進め、やっと解決、、と思ってたところに、衝撃の一発が待ってました。
↑聴く際のポイントも紹介しています。登場人物も整理しているので聴くのに便利です!
※Audibleは無料体験中でも解約できます。解約したとしても、無料期間内であれば利用は可能です。(次回請求日の前日まで聴くことができます!)
『俺たちの箱根駅伝』池井戸 潤
登場人物がとにかく多いです。難易度高めかと思いましたが、付属資料が神!!でした。登場人物の一覧がありますので、これを見ながら聴くとすぐに話に入り込めます!この作品はAudibleで聴くとさらに面白いです。臨場感あふれる描写に、ほんとに目の前を選手たちが走っているかのように錯覚してしまいます。感動で涙あふれます。
あらすじ
古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?
一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。
プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。
「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く
(「BOOK」データーベースより)
感想
池井戸潤さんのこれは面白くなりそう!というアンテナがすごい。
読み始めて、そこにスポットあてるんだっ!と驚き、面白くなりそうな展開に期待値がグンと上がりました。
そして、この話とは別にもう一つ箱根駅伝を中継するテレビマンたちの奮闘ぶりも描かれています。
こちらも激熱です!
↑聴く際のポイントも紹介しています。登場人物も整理しているので聴くのに便利です!
『スロウハイツの神様』辻村 深月
冒頭から事件が起こり、名前が交錯して混乱しそうになりますが、主要人物は『スロウハイツ』で共同生活する人たちなので、ここをしっかり押さえると物語に入り込めます。
あらすじ
人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ――あの事件から10年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。
(「BOOK」データーベースより)
感想
上巻が終わり、下巻に入っていくと、印象がガラリと変わっていきます。上下巻の受ける印象が全く違います。上巻が表であれば、下巻は裏という感じです。
今まで、見えなかったことが次々と明かされていき、そうだったのっ!!?の連発です。
そして、すべてが繋がっていき、怒涛の伏線回収が起こります!!
↑聴く際のポイントも紹介しています。登場人物も整理しているので聴くのに便利です!
『エヴァーグリーンゲーム』石井 仁蔵
対局シーンで、棋譜を読み上げて駒の位置を知らせてくれますが、チェスをやったことがある人にしかわからないと思います。しかし、優勢劣勢は話の流れでわかるので、話の展開には問題ないです。主要な登場人物は、しっかり覚えておく必要があります。後々繋がっていきます!
あらすじ
世界有数の頭脳スポーツであるチェスと出会い、その面白さに魅入られた4人の若者たち。
64マスの盤上で、命を懸けた闘いが繰り広げられる――!
チェスと人生がドラマティックに交錯する、熱い感動のエンターテイメント作!
(「BOOK」データーベースより)
感想
チェスに魅了されたというよりは、取り憑かれたといってもいいほどののめり込みよう。怖いくらいです。
こんなに何かに打ち込めることが羨ましくもあり、自分も何かに一生懸命に打ち込みたいと思わせてくれます。
チェスにかける思いがとにかく熱い小説です!
チェスってルールとか全然知らないんだけど?!っという人も大丈夫です。
↑聴く際のポイントも紹介しています。登場人物も整理しているので聴くのに便利です!
最後に
聴いていて、ちょっとわからなくなってきた、、と思ったら、速度を少し落とすと思考する余裕が生まれるので、ぐっと聴きやすくなります。
私は普段1.5倍速ですが、これを1.2倍速にするだけで違います(たったの0.3倍速遅くしただけですが、だいぶゆっくり感じられます)。
登場人物を確認してみるのも頭が整理されてスッキリします。
(ミステリー作品を『Audible』で聴くと、難しめの作品が多そうです。人間関係が複雑であったり、伏線があったりなどで)
なんかちょっと『聴く読書』難しそう?!
と思った方にはまず、聴きやすいものを集めた初心者向きの中から選書してみてください。どれも面白いのに聴きやすいです!
Audibleの魅力は、いつでもどこでも手軽に楽しめることです。
通勤時、家事をしながら、あるいは就寝前のリラックスタイムに、耳を通じて体験できます。
忙しさに追われ、読書の時間を確保するのが難しい時でも、Audibleなら聴き進められます。
私もAudibleを聴くようになって、読書量がぐっと増えました。
それに、Audibleは聴き放題なので、合わなかったら次の作品をどんどん試すことができるのも利点の一つです!
まだ、Audibleを試してみたことがない方は、30日間の無料体験ができますので、この機会にぜひお試しください!
※Audibleは無料体験中でも解約できます。解約したとしても、無料期間内であれば利用は可能です。(次回請求日の前日まで聴くことができます!)
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!